今さら聞けない 行動経済学の超基本
楽天ブックスで見る行動経済学の基本的なキーワードを、ひと通り知ることができる一冊である。
どんな本?
人はいつも合理的に判断しているわけではない。この本は、そんな人間の心理のクセを、行動経済学の用語とともに身近な例で紹介している。ハロー効果や損失回避性、フレーミング効果、ピークエンドの法則など、どこかで聞いたことのある言葉の意味を基本から押さえられる構成になっている。
この本で得られるもの
- 同じ内容でも伝え方で印象が変わるフレーミング効果。「成功率90%」と「失敗率10%」では、前者のほうがポジティブに受け取られやすい
- 人の記憶は、最も感情が動いた瞬間と最後の体験に大きく左右されるというピークエンドの法則
- 繰り返し接するほど好意が高まるザイオンス効果や、与えられると返したくなる返報性の原理など、人との接点づくりに生きる心理効果
こんな人におすすめ
- 行動経済学の用語を、まずは基本から押さえたい人
- メールや資料など、人に何かを伝える文章を書く機会が多い人
読んでみて
読みながら、それぞれの心理効果を自分ならどう生かせるかを考えるのが楽しかった。たとえば「ミスが多いExcelの使い方」より「今日からできる!Excelのミスを減らす3つのコツ」のほうが前向きに届く、というように、言い回しひとつで印象が変わるのは面白い。メルマガなどで使えそうなヒントが多かったので、次に作るときに意識してみたい。