図解まるわかり データベースのしくみ
楽天ブックスで見るデータベースやSQLの基礎と全体像を、図解でつかめる入門書だ。
どんな本?
ユーザーとデータベースの間に立つ「仲介役」としてのDBMSから始まり、階層型・ネットワーク型・リレーショナル型といったモデルの違いや、NoSQLの種類、SQLの基本文法までを図解で解説している。後半では、トランザクションの考え方や、要件定義→設計→開発→導入・運用というシステム導入の流れ、ER図や正規化といった設計の基本にも触れている。図書館の蔵書やショッピングサイトなど身近な例が多く、イメージしながら読み進められる。
この本で得られるもの
- DBMSは、SQLの命令が権限や制約、整合性のルールに反していないかを確認してから処理する「管理者」のような存在だという理解
- 保存対象の「エンティティ」と、その詳細項目である「属性」を洗い出す設計の考え方。属性は将来の分析の切り口になる
- 第1正規化は「1セル1データ、セル結合を避ける」といったExcelの考え方に近い、など正規化を身近な感覚でとらえられること
こんな人におすすめ
- データベースやSQLについて、まず全体像をつかみたい初学者
- 業務でデータを扱う機会が増え、テーブル設計の基本を知っておきたい人
読んでみて
データベースのモデルの種類や正規化など、名前は聞いたことがあっても説明できなかったことが、図解のおかげで整理できた。特に、要件定義で現状とあるべき姿を言語化し、そこから必要なデータを洗い出していくという流れは、データベースに限らず役立つ考え方だと思う。今後データベースを作る機会があったら、この本を参考にしたい。