Copilotエージェントの教科書
楽天ブックスで見るMicrosoft公式のCopilot Studioの設計思想がわかる一冊だ。
どんな本?
Copilot Studioで作れるエージェントを、検索型・タスク型・自律型の3種類に分けて解説し、SharePointエージェントやAgent Builderとの使い分けの判断軸も示している。自動化したい大きなタスクを見つけ、フローチャートで手順を整理し、ルールベース・ゴールベース・AI補助ベースといった自動化のカテゴリを見極める流れが丁寧にまとめられている。設計に入る前の準備についても、具体的なアドバイスが多い。
この本で得られるもの
- 「作りたいエージェント」と「使われるエージェント」は違う。単体ではなく業務シナリオで考えるところから始める、という設計思想
- 1回あたりのインパクトは小さくても、頻度が高く条件がシンプルなタスクのほうが使われるエージェントになりやすい、という視点
- 実装前に代表的なプロンプトと理想的な回答を最低5個以上用意しておく、という具体的な準備
こんな人におすすめ
- Copilot Studioでエージェントを作り始めたい人
- 社内でAIエージェントの活用を企画・推進する立場の人
読んでみて
一番残ったのは、複雑なタスクほど自動化したくなるけれど、本当に使われるのは頻度の高いシンプルなタスクだという考え方だった。「例外はまず置いておく」「なぜ変えるのかを言語化しておく」「成功の定義を決めておく」といった設計前のアドバイスも、エージェントに限らず仕組みづくり全般に通じると思う。この思想をもとに、研修を設計していきたい。