センスは知識からはじまる
楽天ブックスで見るセンスは感性ではなく、知識の蓄積によって磨くことができるものだと教えてくれる本だ。
どんな本?
センスは生まれつきのものだと捉えられがちだが、この本は、知識の蓄積によって後天的に身につけられるものだと説く。奇抜な発想がセンスなのではなく、まず客観的な「普通」を知り、そこからどう工夫すれば普通を超える驚きを残せるかが大切だという。その流れは「情報蓄積⇒普遍理解⇒アイデアを練る⇒実現」とまとめられている。どれだけいい商品でも、「見え方」をコントロールしなければ意味がない、という話も紹介されている。
この本で得られるもの
- センスを磨く3つの手法。王道から手を付ける(ジーパンならリーバイス)、今の流行とその背景を知る、王道と流行に共通する項目やルールを考える
- センスの最大の敵は主観であるということ。「下の歯から磨いてみる」など、普段と違うことをしてみるのが主観を脱するコツ
- 見え方のコントロール。透明のコーヒーのような奇抜な商品は、そのままでは「味が薄いのでは」と受け取られかねないので、どう伝えるかまで設計する必要がある
こんな人におすすめ
- 「自分にはセンスがない」と、はじめから諦めてしまいがちな人
- 苦手な分野に、どこから手を付ければいいか迷っている人
読んでみて
センスは一部の人に生まれつき備わっているものではなく、知識を積み重ねた先にあるもの。この本から受け取ったのは、その一点だったと思う。だから僕は、苦手な分野に取り組むときこそ、まずは情報を集めることから始めようと思った。王道を知り、流行を知り、その共通項を探していく。センスがないと感じるのは、まだ知識が足りないだけなのかもしれない。