その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
楽天ブックスで見る現代の悩みと結びつけながら偉大な哲学者の考え方に触れられる、哲学に興味を持つきっかけになる本だった。
どんな本?
この本は、私たちが日々抱える悩みに対して、哲学者たちの考え方を答えとして示してくれる。ハイデガー、スピノザ、ミル、ラカン、チクセントミハイ、サルトル、ブッダ、デカルト、ウェーバーなど、時代も分野も異なる思想家が登場する。難しい哲学を、身近な悩みの入り口から読める構成になっている。
この本で得られるもの
- 自分自身の死を真正に意識することが、他者の期待に縛られない本来的な生き方に目覚める契機になる、というハイデガーの考え方
- 緊張や不安も永続するものではなく、やがて消えていくと理解することで心の平穏を保てる、というブッダの「無常」の教え
- 他者との比較ではなく、自分の能力と挑戦のバランスが取れた活動に没頭することが真の満足感を生む、というチクセントミハイのフロー体験
こんな人におすすめ
- 哲学に興味はあるけれど、何から読めばいいか分からない人
- 悩みごとを、少し違う角度から眺めてみたい人
読んでみて
哲学者の考え方が、どれも「いまの自分の悩み」とつながる形で紹介されているのがよかった。複雑な問題は小さく分けて一つずつ明らかにする、というデカルトの発想のように、日常の仕事にもそのまま生かせる考え方もある。悩んだときには、一度哲学に立ち返ってみたいと思った。