フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則
楽天ブックスで見る「具体と抽象」と「フローとストック」を組み合わせた視点で、世の中の流れを読み解こうとする一冊だ。
どんな本?
フローとストックは、蛇口の水と浴槽の水のような関係にある。フローは「今、その瞬間」、ストックはその積み重ねだ。本書はこの軸に「具体と抽象」の軸をかけ合わせた「CAFSマトリックス」を使って、世の中の事象がどのように移り変わっていくのかを読み解いていく。
この本で得られるもの
- フロー思考は固定概念にとらわれない自由な発想でイノベーションを生み、ストック思考は過去や経験を重んじてカイゼンを生みやすい。そして、圧倒的にストック思考の人が多い
- 抽象化には、空間や時間を超えて同じものとして扱える便利さがある一方で、時代に合わなくなる「歪」も生まれる
- 世の中の事象は「フローとしての具体」→「フローとしての抽象」→「ストックとしての抽象」→「ストックとしての具体」と進む。ストックが生んだ歪にいち早く気づき、新たなフローとしての具体を生み出すことがイノベーションになる
こんな人におすすめ
- 『具体と抽象』を読んで、もう一歩先の考え方に触れてみたい人
- 新しい商品やサービスのアイデアを考える立場にある人
読んでみて
本書には、このフレームワークを「このように使え」とは明示的に書かれていない。それでも、世の中の事象をCAFSマトリックスの視点で捉えることで、新しいアイデアを生み出したり、未来を予測したりできるかもしれない。僕は、新しい商品開発や自己投資、資産投資といった分野で、この考え方が役に立つのではないかと思った。