本選びの近道

本選びの近道 › 思考法・ロジカルシンキング

イシューからはじめよ[改訂版]の表紙

イシューからはじめよ[改訂版]

安宅和人

僕の評価 ★★★★★

楽天ブックスのレビュー:★3.82(165件)

楽天ブックスで見る

解くべき問いの立て方と、仮説の立て方がわかりやすく書かれた一冊だ。

どんな本?

成果を生むための第一歩は、解くべき問題=イシューを正しく定めることだ。この本は「バリュー(成果)=イシュー度×解の質」という考え方を軸に、いくら解の質を磨いても、そもそものイシューがズレていれば意味がないと説く。イシューを見つけ、仮説を立てて小さなイシューに分解し、最終的なアウトプットをイメージしてから検証を進める、という一連の流れが示されている。著者はイシューを探す作業を、ゲームでボスの弱点を見つける作業にたとえている。

この本で得られるもの

こんな人におすすめ

読んでみて

メモの中で具体的な例として書き残していたのが、「良くないイシュー」の話だ。「ブランドが不調なので新ブランドを立ち上げるべきか?」という問いは一般的すぎて、誰にでも当てはまってしまう。「Aブランドはなぜ売上を落としているのか?」のように、特定の主体や状況に落とし込んで初めて、本質的なイシューに近づける。問いの立て方ひとつで、その後の作業の向きが決まってしまうのだと思う。僕は、時間をかけて答えを出す必要のある案件が下りてきたときに、まずイシューから始めてみるつもりだ。

読了日:2025-07-10

思考法・ロジカルシンキング

同じテーマの本

具体と抽象細谷 功 ★★★★★具体と抽象を行き来する「往復思考」のノウハウを知ることができる一冊だ。フローとストック 世界の先が読める「思考」と「知識」の法則細谷 功 ★★★★★「具体と抽象」と「フローとストック」を組み合わせた視点で、世の中の流れを読み解こうとする一冊だ。解像度を上げる馬田隆明 ★★★★★曖昧な思考を、「深さ・広さ・構造・時間」の4つの視点で明晰にしていくための一冊だ。