解像度を上げる
楽天ブックスで見る曖昧な思考を、「深さ・広さ・構造・時間」の4つの視点で明晰にしていくための一冊だ。
どんな本?
解像度とは、物事をより詳細かつ明確に理解し、適切な判断を下せる状態のこと。画素数の高い画像のように、物事がはっきり見えている状態だ。この本は、その解像度を「深さ・広さ・構造・時間」の4つの視点から上げていく方法を示している。
この本で得られるもの
- 解像度の低い打ち手と高い打ち手の違い。「売上が低迷しているから価格を下げる」で止めず、「低迷の理由は午前中の40代の来店客数にある」まで掘り下げてから打ち手を考える
- 深さ:So What(だから何)を7、8段階ほど繰り返して要因を追求する。そのために、読書や情報収集(内向)と、発信や会話(外向)のサイクルを回す
- 広さ・構造・時間:現場に飛び込んで視野と視座を上げ、考えた項目を正しいレイヤーに分類し、短期・中期・長期でどう変化するかまで想定する
こんな人におすすめ
- 問題の原因を掘り下げきれず、打ち手が場当たり的になってしまうと感じている人
- 考えを整理するための視点を、いくつか手元に持っておきたい人
読んでみて
僕のメモに残っているのは、解像度の低い例と高い例の対比だ。「会社の士気が下がっているから懇親会を開く」「仕事中に眠る人が多いからカフェインの多いコーヒーを作る」。どれもありがちな打ち手だが、原因の手前で考えるのをやめてしまっているのではないだろうか。目の前で問いを立てて解決策を探るときに、この4つの視点を使ってみるつもりだ。