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ファスト&スロー 上の表紙

ファスト&スロー 上

ダニエル・カーネマン

僕の評価 ★★★★☆

楽天ブックスのレビュー:★4.26(182件)

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人間の思考がどんな仕組みで動いているのか、そのメカニズムがよくわかる一冊だと思う。

どんな本?

人の思考は、直感的に素早く低負荷で処理する「システム1」と、エネルギーを使ってじっくり考える「システム2」の2つに分けられる。ふだんの判断の多くは楽で速いシステム1が担っているが、そこには様々なバイアスがかかりやすく、意思決定に影響を及ぼす。この本は、プライミング効果や確証バイアス、ハロー効果、平均への回帰といった現象を通して、僕たちの判断がどこで偏るのかを教えてくれる。

この本で得られるもの

こんな人におすすめ

読んでみて

読み終えて残ったのは、システム1で処理できる範囲は人によって違う、ということだった。どれだけの分野をシステム2で処理してきたかは、その人の経験によって異なるからだ。だから自分に対しては「この判断は本当に正しいのか」と一度立ち止まって疑い、他人に対しては、自分にとって直感でわかる話でも、相手はじっくり考えないと理解できないかもしれない、という前提で向き合いたいと思う。これは本に書いてあることではなく、読んだうえでの僕なりの受け止め方だ。研修のストーリー構成を考えるときの参考にもしていきたい。

ハヤカワ文庫版は上下巻に分かれていて、ここでは上巻を紹介している。

読了日:2026-08-08

思考法・ロジカルシンキング

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