自分を変える話し方
楽天ブックスで見る寺田さんの半生と、その過程で培われた「話術」のノウハウが綴られた一冊だ。
どんな本?
若くして成功と挫折を味わった寺田有希さんが、自身の歩みと、MC活動などで磨いてきたコミュニケーションのコツを綴った本。昔は「演技がしたい」という思いが強く、人の意見を聞き入れない頑固さがあったが、「話が上手」という周りのアドバイスに耳を傾けたことで、少しずつ道がひらけていったという。話し方のテクニックだけでなく、得意なことを見つけて磨いていく生き方そのものが描かれている。
この本で得られるもの
- 相手が7、自分が3の割合で話すこと。人は結局、話すと気持ちがよくなる生き物だから
- TPOは前提としつつ、相槌は「はい」より「うん」のほうが話を聞いている印象を与えられること。言葉の背景にある生い立ちや経験を想像すると、より本質を突いた質問ができること
- コミュニケーションを磨くには、いきなり全部を意識せず、目標を1つに絞ること。そして失敗した出来事から目をそらさず、自分のマイナスに向き合って分析すること
こんな人におすすめ
- 人と話すときに、まず何から意識すればいいか知りたい人
- やりたいことと得意なことのあいだで迷っている人
- 聞き手としての会話のコツを身につけたい人
読んでみて
この本のメインメッセージは、「得意分野を、思考と行動を重ねて磨いていくことが大切だ」ということではないだろうか。人は、やりたいことと得意なことが違う場合が多い。自分で自分を正しく理解するのは難しいからこそ、人からのアドバイスを素直に受け止めることにも大きな意味があるのだと思う。読み終えて、今一度、自分のコミュニケーションを客観的に見つめ直してみようと思った。