北極星 僕たちはどう働くか
楽天ブックスで見る実体験に基づいていて、とても読みやすい一冊だ。
どんな本?
お金の仕組みや投資の考え方、人の心の理解、そして長く愛される商品をつくるための考え方を、著者自身の実体験をもとに語った本である。ミュージカルのチケット販売や短編映画の届け方、えんとつ町のプペルの仕掛けなど、具体的なエピソードが多く、するすると読み進められる。働き方や売り方を、未来に向けてどう考えるかのヒントが詰まっている。
この本で得られるもの
- 値段は需要と供給で決まる。給料を上げたいなら、給料を決める側と同じ視座に立ち、自分の価値を上げることが大切だという考え方
- モチベーションは行動に先立たず、行動の結果として生まれる副産物だという視点。だからこそ挑戦し、成功体験を積める環境づくりが大事になる
- 一般的な売り方を疑い、結果を変えられる変数を見極める。さらに日常に溶け込む仕組みをつくって、継続的なファンを育てるという発想
こんな人におすすめ
- 自分の働き方やお金との向き合い方を見直したい人
- 商品やサービスを長く愛されるものにしたいと考えている人
読んでみて
投資の考え方はお金以外にも当てはまる、という話が印象に残った。未来により大きな結果を得るために、若いうちに量で質を磨くという働き方も一つの賢い選択なのかもしれない。また、消費のきっかけが機能の差だけでなく、「参加したい」という気持ちや物語への共感に移ってきているという指摘にもうなずいた。これからは、未来志向とお金の考え方を意識していきたい。