完訳 7つの習慣
楽天ブックスで見る「主体的に生きたい」という誰もが持つ願いを、ここまで見事に言語化した本はないのではないだろうか。
どんな本?
人との心地いい関係は、まず自分を正しく律するところから始まる。この本はその道のりを7つの習慣に分けて示している。前半の3つで「自立」を、後半の3つで他者との「相互依存」を目指し、最後の1つでそれを続けるための体力を磨く。依存→自立→相互依存という3段階で読むと、全体の地図がつかみやすい。
この本で得られるもの
- 刺激と反応のあいだには「選ぶ自由」がある、という考え方。悪口を言われても、怒るか、成長の材料と捉えるかは自分で選べる
- 緊急度×重要度の4象限で時間を見直し、未来に効く「緊急ではないが重要なこと」に時間を割く視点
- 意見がぶつかったときに、Win-Winと「第3案」を探しにいく人との向き合い方
こんな人におすすめ
- 毎日が目の前の急ぎの仕事で埋まり、本当にやりたいことが後回しになっている人
- 人間関係で、つい勝ち負けで考えてしまう人
- 分厚い自己啓発書を、一冊だけ腰を据えて読んでみたい人
読んでみて
読み終えて一番残ったのは、「主体性を取り戻す」という第1の習慣だった。自分の力で変えられる「影響の輪」に集中し、変えられない「関心の輪」に時間を使わない。言われてみれば当たり前だが、ここまで構造的に整理されると、日々の反応の仕方が変わってくる。僕はこの本をきっかけに、年始に自分のミッションステートメントを決めることにした。何を大事にして生きるのかという軸があってこそ、第2・第3の習慣が回り出すのだと思う。
僕が読んだのは別の版(特別版)だが、内容は同じ「完訳」版を紹介している。