ロジカル・シンキング
楽天ブックスで見るロジカルなメッセージの伝え方が、まさに論理的に解説されている一冊だ。
どんな本?
相手に伝わるメッセージをどう組み立てるかを解説した本。メッセージには「答えるべき課題」「課題に即した答え」「相手にとってほしい行動」の3つがそろっている必要があるとし、その答えを支える根拠を、MECEやSo What/Why Soを使って整理していく方法を示している。最終的な目的は、わかりやすく伝えることで相手に納得してもらい、期待する行動につなげることだ。
この本で得られるもの
- 結論に対して根拠をMECEで並べる「並列型」と、事実→分析→結論(空→雨→傘)の順に筋道を示す「解説型」という2つの構造。聞き手に合わせて使い分ける
- So WhatとWhy Soを繰り返し、抽象と具体を行き来する習慣。グラフを一つつくるときも、結論にノイズのないデータがきちんと接続しているかが大事になる
- So Whatには「観察」と「洞察」があり、洞察は正しい観察の上に成り立つという考え方
こんな人におすすめ
- 説明しているのに、なぜか相手に伝わらないと感じている人
- 資料や提案の組み立て方を、型から学びたい人
読んでみて
一番大事だと感じたのは、「共通認識した課題→それに矛盾しない答え→相手に起こしてほしい行動」という一本の筋を、最初に決めておくことだった。答えや根拠がいくら正しくても、課題からずれていれば意味をなさない。まずは相手が本当に求めている核を見つけ、答えの先にどんな行動をしてほしいかをイメージする。次に課題にぶつかったときには、実際にこの手順を試してみたいと思う。