読解力は最強の知性である
楽天ブックスで見る読解力というものが構造的に描かれていて、とてもわかりやすい一冊だった。
どんな本?
読解力とは、表面の言葉を超えて、そこに込められた意図や背景まで洞察する力だ。本書はそれを「表層読解」「深層読解」「本質読解」の3つの階層に分け、ロジックとエモーションという2つの側面から解きほぐしていく。読書量や会話量が減り、SNSで偏った情報に触れがちな今、読解力をどう鍛えていけばいいのかを具体的に示している。
この本で得られるもの
- 「最近太ってきちゃったんだよねぇ」という一言を、体重が増えたという事実(表層)、気にしている気持ち(深層)、共感してほしいという本音(本質)の3層で読み解く考え方
- 本を「幹(全体構成)→枝(章や見出し)→葉(詳細な文章)」の三層でとらえ、先に幹をつかんで思考の地図をつくる読み方
- 「なぜ?」「そもそも?」と問いを立てて背景を深掘りすること。相手の話の先を予測して「結果の箱」を用意してから聞くと、傾聴力も磨かれていくこと
こんな人におすすめ
- 文章や人の話を、もう一段深く理解できるようになりたい人
- 相手の言葉の裏にある気持ちを汲み取れるようになりたい人
- 本を読んでも、内容が頭に残りにくいと感じている人
読んでみて
読んでみて、僕は表層読解、つまり言葉を正確に把握する力が弱いのだと気づかされた。だからこそ、幹→枝→葉で全体の構造をつかむという読み方は、今の自分に必要なものだと思う。これからは、すべての文章はつながっているということを意識して読んでいきたい。